建設業29業種の解説シリーズ⑫ ~鋼構造物工事~

1.鋼構造物工事の定義

形鋼、鋼板等の鋼材の加工または組立てにより工作物を築造する工事  


2.鋼構造物工事に該当する工事(具体例)

◎鉄骨工事 ◎橋梁工事 ◎鉄塔工事 ◎石油・ガスなどの貯蔵用タンク設置工事
◎屋外広告物工事◎閘門・水門等の門扉設置工事


3.注意点
鋼構造物工事において注意すべき点は下記の通りです

【鉄骨工事・屋外広告物設置工事の「とび・土工・コンクリート工事」との違い】

◎鋼構造物工事:鉄骨の製作・加工から組立までを一貫して請け負う工事
◎とび・土工・コンクリート工事:既に完成した鉄骨の組立のみを請負う工事

【ビル外壁に固定された避難階段の設置工事の「建築一式工事」「消防施設工事」との違い】

◎建築一式工事または鋼構造物工事:外壁に固定された避難階段の設置する工事
(躯体の一部である場合)
◎消防施設工事:火災時等にのみ使用する組み立て式の金属製避難はしごを設置する工事



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