建設業29業種の解説シリーズ㉓ ~電気通信工事~

1.電気通信工事の定義

有線電気通信設備、無線電機通信設備、ネットワーク設備、情報設備、放送機械設備等の電気通信設備を設置する工事


2.電気通信工事に該当する工事(具体例)

◎有線または無線の電気通信設備工事 ◎LAN設備工事 ◎データ通信設備工事
◎情報処理設備工事 ◎情報表示設備工事   ◎放送機械設備工事
◎TV電波障害防除設備工事(※)

(※)TV電波障害防除設備工事の例
「共同受信施設工事」高層ビルなどによって、電波障害がある場合に、その高層ビルの屋上にアンテナを設置し、そこから電柱などを使って電波障害の影響を受ける周辺住宅に、テレビ線を配線するもの
     


3.注意点

既設の電気通信設備の改修・補修は電気通信工事に含まれますが、保守(電気通信施設の機能性及び耐久性の確保を図るために実施する点検、整備、修理も含む)に関する役務の提供は非工事であって、電気通信工事ではありません。



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