建設業29業種の解説シリーズ④ ~大工工事~
1.大工工事の定義
木材の加工または取付により工作物を築造し、または工作物に木製設備を取付ける工事
2.大工工事に該当する工事(具体例)
◎木工事全般(木材を用いた軸組・床組・造作工事等で、家の骨組みを作るイメージ)
◎型枠工事(外壁・内壁・床等の施工の際にコンクリートを流し込む木製の型枠を作る
工事)
◎造作工事(柱、梁等の構造部以外の仕上げ工事、例えば階段、天井、床、鴨居、敷居
等の室内装飾等の施工工事)
◎躯体工事(木造建築物の工事)
3.注意点
大工工事は内装仕上工事、建具工事と定義が重複する部分もあり、混同しやすいですが建築現場において、木材を用いて骨組みや家の骨格、木を用いた装飾を作る過程の工事が大工工事とイメージしてください。
内装仕上げ工事にも床仕上げや天井仕上げ等、「床」「天井」の言葉が含まれますが、内装仕上げ工事は建設工事終盤、家の形が出来上がった後に、仕上がりを美しくするための工事で、壁や床にクロスを張り付けて仕上げるような工事を指します。
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