評価項目Yは「経営状況」に関する審査項目です。この「経営状況」については、「登録経営状況分析機関」に分析を依頼し、その結果を経営事項審査申請の際に添付します。

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経営状況分析は主に、建設業財務諸表（事業年度終了の際に建設業窓口に届出届の「貸借対照表・損益計算書・完成工事原価報告書・株主資本等変動計算書・注記表」）をもとに行われます。

また、建設業以外の売上がある場合は兼業事業売上報告書、減価償却を行っている場合は税務申告書の「別表１６（減価償却の状況がわかる資料）」も分析に必要です。※状況に応じて更に追加で別途資料が必要になる場合があります。

Y項目で何が評価されているのか？

Y項目の分析内容は「負債抵抗力、収益性・効率性、財務健全性、絶対的力量」の４つです。それぞれの詳細は以下の通りです。

「負債抵抗力」

・純支払利息比率
・負債回転期間

「収益性・効率性」

・総資本売上総利益率
・売上高経常利益率（個人の場合は事業主利益）

「財務健全性」

・自己資本対固定資産比率
・自己資本比率

「絶対的力量」

・営業キャッシュフロー（絶対額）
・利益剰余金（個人の場合は純資産合計）（絶対額）

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